石塔とは？種類や値段・寸法について
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自身の終活やご家族のため、新しいお墓が必要になることもあるでしょう。
いざというときに困らないためにも、お墓や墓石、石塔について調べておくとよいでしょう。
こちらでは、石塔とは何か、石塔の種類や値段、寸法についてご紹介いたしますので、ぜひお役立てください。
石塔とは
石塔とは、石でできた仏塔のことで、お釈迦様の骨の入った骨壺を安置するための供養塔です。寺院を訪れた際に見かけることも多いでしょう。
日本では、お釈迦様を祀るだけでなく、戦争の慰霊を祀るための石塔も多く存在します。
石塔の起源は、インドや中国が発祥であったり、日本で生まれたといわれたりと諸説ありますが、広く普及した理由は、仏教の「人は亡くなると仏になる」という考えが広まったためです。
人々のお墓としても使われるようになり、お墓そのものを「石塔」と呼ぶこともあります。
お墓の石塔の種類
一般的なお墓に用いられる石塔には、様々な種類があります。
◇五輪塔
五輪塔はその名の通り、5つのパーツで構成され、江戸時代までに多く建てられました。
墓石の上から宝珠形、半月形、三角形、円形、方形と並べられ、空、風、火、水、地の意味が込められています。
これらは仏教における自然界の5大要素であり、仏教の梵字が彫刻されています。
・空輪
一番上の宝珠形のもので、災難を除き、水を浄める意味があります。
・風輪
二番目にある半月形のもので、呼吸を表します。
・火輪
三番目にある三角形のもので、体温を表します。
・水輪
四番目にある円形のもので、水や血液など流れるものを表します。
・土輪
一番下の方形のもので、大地を表します。
◇卵塔（らんとう）
卵塔は、細長い卵型であり角が無いことから無縫塔（むほうとう）とも呼ばれています。当初は禅宗における格の高い僧侶を祀るものでしたが、現代ではどの宗派の方でも建てられます。
◇宝塔
円柱の上部に屋根があり、相輪と呼ばれる棒状の飾りを乗せたものです。
空海が広めたとの説があります。多宝塔と呼ばれる、屋根が二重になっているタイプもあります。
石塔の値段・種類
石塔の値段は、素材や大きさによって異なりますが、おおよそ60～180万円が一般的です。
また、墓石を石材店に依頼する場合は、大きく分けて以下の4種類があります。
◇和型石塔
日本で一番馴染み深い形のもので、霊園でも最も多いタイプです。長方形の石塔に先祖代々之墓などと刻印され、両隣に水鉢や花立があります。
◇洋型石塔
近年、見かけることの多くなったもので、中心の石塔が正方形に近い形をしているのが特徴的です。仏教以外や無宗教の場合に用いられる石塔と思われることもありますが、そのような決まりはありません。
和型石塔のように先祖代々之墓と刻印される以外にも、故人を偲ぶ言葉が入れられることも多いです。石塔のデザイン以外に決まりはありませんが、日本では、香炉や花立が設置されることが多いです。
◇和洋混淆型
和型、洋型を混ぜたもの、もしくはオーダータイプの石塔です。
石材店やデザイナーにフルオーダーしたり、素材にこだわったりと多様化しています。
石塔・墓石のご相談なら梅木石材店へ
石塔の歴史は古く、お釈迦様の骨壺を納めるものでしたが、仏教が広まると共に亡くなった人（仏様）を祀るお墓として使われるようになりました。
近年では、和型だけではなく、洋型やオーダー型のものなど、こだわりの石塔を造ることもできます。
広島で石塔・お墓のことなら、梅木石材店へお声がけください。和型だけでなく、デザイン墓石も承っております。ぜひご相談ください。
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