ホーム ≫ 【広島】墓石を販売する梅木石材店 ≫ 浄土真宗とは?お墓の特徴と建てる際の注意点
日本人には仏教徒が多く、仏教宗派のなかでも浄土真宗や浄土宗など浄土系の宗派が一般的です。
こちらでは、浄土真宗のお墓の特徴と建てる際の注意点についてご紹介いたします。仏教といえ、宗派は様々あり、それぞれ教えも異なります。
浄土真宗のお墓とはどのようなものなのか、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
仏教の一つである浄土真宗は、現在の日本で最も人口の多い浄土系の宗派です。
浄土真宗の始まりは、平安時代後期に遡ります。浄土宗の法然を師と仰ぐ親鸞上人(しんらんしょうにん)によるものです。
浄土真宗は、「南無阿弥陀仏」を唱えることで、阿弥陀如来によって極楽浄土へ導いてもらうという考えであり、他力(阿弥陀如来)により極楽へ行けるよう、とにかく祈り続けるというものです。
これは、己が修業をし、悟りを開くことの大切さを説く曹洞宗などの禅宗とは全く異なる考え方です。
浄土真宗の有名な言葉に「善人なをもて往生す、いわんや悪人をや」があります。
意味は、「善人でさえ救われるのだから、悪人はなおさら救われる。」というもので、とにかく自力ではなく他力である阿弥陀如来に頼り約束することで極楽へ行けるという逆説的な考え方です。
戒律を守らないほど極楽へ行くことができるという考えに繋がるため、他の宗派のように「肉を食べてはいけない」「妻帯してはいけない」というようなこともありません。
とにかく阿弥陀如来に祈れば、すぐに成仏できるという教えのため、他の宗派にように四十九日目で成仏をするということもありません。
こちらにも浄土真宗についての記載がありますので、ご覧ください。
浄土真宗のお墓には、以下のような特徴があります。
◇墓誌・霊標ではなく法名碑
お墓の横に建てられる石碑を一般的に墓誌・霊標といいますが、浄土真宗では法名碑とよばれます。
墓誌・霊標には、故人の霊が戻ってくる際の依り代になる役割がありますが、浄土真宗の考えでは故人はすぐに成仏するため、霊となってお墓に戻ってくることはありません。そのため浄土真宗では、法名碑は必ずしも必要とされていません。
◇卒塔婆は不要
浄土真宗では、故人はすぐに成仏するため追善供養はなく、三回忌などで立てる卒塔婆もありません。
◇五輪塔・地蔵尊・観音像はなし!
お墓の横に建て、先祖の霊を祀るための五輪塔ですが、浄土真宗では先祖の霊を祀らないため、不要です。また、地蔵尊・観音像も建てるべきではないとされており、ひたすら阿弥陀如来を信仰することとされています。
浄土真宗には、お墓を建てる際に他の宗派とは異なる注意点がいくつかあります。
◇墓石に刻む文字
一般的には「〇〇家之墓」と墓石に刻まれることが多いですが、浄土真宗ではお墓は故人が眠る場所とは考えないため、家や先祖のことは刻みません。
その代わり、「南無阿弥陀仏」「倶会一処」など、信仰心を表現する文言が刻まれることが多いです。
◇納骨について
浄土真宗では、故人の喉仏の骨は、京都の本願寺大谷本廟(西本願寺)や大谷祖廟(東本願寺)に分骨する習慣があります。その他の遺骨は、他宗派同様、お墓に納められます。
本願寺大谷本廟と大谷祖廟は、親鸞が眠る場所であり、お側で眠るという意味があります。
「分骨をすると、故人が成仏できない」と気にされる方も多いですが、お釈迦様も弟子たちの間で分骨されているため、浄土真宗ではこのような言い伝えは気にする必要はないとされています。
浄土真宗では、「南無阿弥陀仏」を唱え、阿弥陀如来に頼ることで極楽へ導かれると考えられています。お墓を建てる際には、他宗派との違いもあるため、依頼時には気を付ける点も多いです。
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